「この愛に生きて」&聖一


    野沢尚さんの脚本も素晴らしかったけど、豊川さんの演技も凄まじかった。
    植草誠一という男をマニアの皆さんに熱く語って頂ました。

 無題/ Comet 

初めまして♪Cometと申しますぅ!
皆さん、どうぞ宜しくお願い致しますわね、お手柔らかに…。(笑)

『この愛に生きて』…私の大好きな作品に御座います。
「聖一さん」...私の永遠の心のベスト3男。

この作品、この御方につきましては、今まで多方面にて幾度となく(くどい.笑)
熱き思いを語らせて頂きましたゆえ、皆さん耳タコでは…。
語りますと、それは度めどなく、途方もなく、長くなりますわぁ〜!(爆)

ここは一先ず、ご挨拶まで…。
また後ほど、ゆるりと(これが怖い.笑)寄せさせて頂きますわね!
では、後はど…。 


聖一 / junko   
 
安田成美が待つバーの扉を開けて現れた聖一の白いコートとその笑顔。
王子様が現れた、と思った。
そして、妻となった彼女に”甘える”聖一のわがまま。
そして、密かな恋をするようになった妻の美しさに気づく聖一の目。
ペットボトルの水をラッパ飲みする、ベリーショートの彼女の首筋は美しく、
上目遣いに夫を見つめる瞳には、自分の秘密におびえながらも、
『あなたのせいよ』と責めてみたり…女に目覚めた妻の、媚び、を感じた。
離れていった彼女を追って、植物園(だっけ?)に現れた聖一は、
とてもジェントルマンになっていたなぁ。。。 
 


バーチャル成美のご報告! / ターコ   
 
昨晩から、本日午後3:30分全巻見終わりました。
(もう、どおにもとまらないぃ状態)

とにかく、凄いドラマですね〜!
聖一さん,曙美さん,美保純さんの役(忘れた)はまるで、宇野千代の『おはん』
を思わせる展開。+主婦売春+幼児虐待などなど,それぞれ一つずつのテーマでも
一本ずつのドラマになるものを、惜しげもなく使いサスガ、野沢尚,引き出しの数が
違うなぁ。

聖一さんな豊川さん,ステキだったわぅぅ。とくにクライマックスの
度迫力な演技さすが、他者を圧倒しておりましたわ。こんなに涙する豊川さん他にあったかな?
目の演技のすばらしさ、ペットボトルラッパ飲みも,後ろから、うふふの時も
目が一瞬オスの目,ホント”ドキッ”です。

岸谷さんには悪いけど、あんなに色気のある旦那さんなら、私はなびかないけどなぁ。
ビジュアル的には雲泥の差あり。

主婦売春の話は、身につまされた。結婚して子供を産んだ女の人はだれでも
一度は,考えた事あるんじゃないかな..
私は、子供の母でもう女ではないんじゃないか?
今のままで良いんだろうか?なんてね、、。

脇役の方も、とても素晴らしく,怪優,嶋田久作さん深津絵里さん、ちょい役でしたが
最近注目の近藤芳正さんなど皆さん光ってたよね。

安田成美ちゃん,キレイ!それに芝居も上手い!
やはり、『バーチャル成美』は本物には完敗でした。(笑) 
 


思いつくまま。 / 姫だるま    
 
あの時のあなたも、ドラマ中盤で減量していましたね。
ただでさえ細い体が、ひとまわりふたまわり薄くなって、
ダブルの背広のなかで、泳いでいました。

和くんが初めて立ったときの、幸せいっぱいの笑顔。
   白いポロシャツがまぶしかった。
苦戦していた商談が一転、電話口でのガッツポーズ。
   野望に燃えた瞳がキラリと光った。
「和が死んだの、お前のせいだ。」妻の男に言い放ち、
   夕日を背に、あなたは夜叉になった。

男の脆さ、強さ、ズルさ、優しさ、・・・聖一は言った。
   ・・・「だめ、かも、な。」    
 


思いつくままPart2 / エナ   
 
私が植草聖一会ったのは’94年の何時だったのか
思いだせませんが、あの時はあなたのズルサ、利己的な
ところばかり目についてしまって、正直イヤな奴としか
写りませんでした。でもそれから何年後に会った時は、
私も少し成長したのかな、とてもほっておけない人でした。
男の悲哀を根底にもって、野望に燃えて、でもとても
弱くて、一人では生きてはいけないあなた、女は、いいえ
私はそんなあなたをとても可愛くて、抱きしめてあげたくなって
しまうほどの愛しさに変わりました。これは何年後に出会った、
門谷甲子男にも感じた感情です。今、聖一さんあなたはどうして
いるんでしょうか。過去を背負いながら、でも決して後ずさりせず、
たつ子さんと一緒にお子さんと一緒に、幸せに暮らしているんで
しょうね。^^あなたの少年ぽい笑顔、忘れる事が出来ません。

他愛もないことを書きました。でも悦司が演じた様々な殿方は
心にトラウマを抱えながら、懸命に生きている、そしてそんな
殿方はいつまでも私の心に色あせず存在しています。そして
豊川悦司と言う人も永遠に・・・・。 
 


またまた・・・ / エナ   
 
姫だるまさん、「だめ、かも、な」この言葉、
私にとっても強烈に残っています。あの振り返りざまの
聖一の顔も・・・・。「if」のメロディ♪も・・・。

この役での悦司もとても細かったですね。たしか4kg
減量したと読んだ記憶があります。和君の写真をいつも
背広の内ポケットに入れていたんですよね。
野沢さんの作品は時として男のエゴが浮き彫りにされて
しまうけれど、野沢さんの作品の中でこのドラマはとても
好きでした。特にこの作品は1人1人の登場人物の心の
葛藤が見え隠れして、とても重厚に仕上がっていたように
思います。私にとっては「この世の果て」よりも強烈
でした。次はどんな役の悦司が見られるんでしょうか?
非の打ち所のない役もいいですが、ちょっとダメな奴も
見てみたいですよね。^^ 
 


おはん、そして聖一。 / ターコ   
 
以前『この愛に生きて』の感想で、聖一はまるで『おはん』の
加納屋のようだと述べたと思う。
おはんは、もう20年も前に読んだ小説でおおまかな所だけ覚えていた。
当時私は、おはんより、おかよの方が好きだと思った。子供だったと思う。
私自身の中に、おはんもおかよも棲んでいる。これは宇野千代も同じだったん
だろう。

この二つの物語は、よく似てると思った。『この愛〜』は、元愛人(曙美)を妻とし
もと妻(立子)を愛人としている。違うのは今の妻に子供がいることだ。
子供をはさんで,加納屋はおはんに傾いていく。しかしこれは方便。
聖一は子供ができた事で妻を女と見れなくなっている。そうこれも方便。
結局はすべて男のエゴだろう。女には許せない部分。
しかし、男なら分かると思う…これは男の煩悩そのものなのだ。

『おはん』も『この愛に生きて』も男のエゴの犠牲者は子供だった。
ここが、物語の大きなキーポイントになる。
おはんは、子供が死んだことで加納屋と結ぶ物がなくなり身を引く。
いや違う!実は加納屋の中で生き続けるためなのではと私は思う。
これは宇野千代の中を通り過ぎていった男達への千代自身の願望の現れでは?
それと、故郷を捨てた自分自身への懺悔の気持ちも。

『この愛に生きて』は聖一の元妻(立子)に子供ができたところで話は終わる。
しかし彼の中で曙美を忘れることはできないだろう。
ただここに、おはんもおかよも存在しない。

と比較したが、『おはん』と『この愛に生きて』比べるには『おはん』
の方が凄すぎる。底なし沼のような深さを感じる。
宇野千代が、10年の歳月をかけた、入魂の作品。この作品を演じた豊川悦司
『この愛に生きて』の聖一の演技も凄まじかったが、ただ読むだけの演技の
『おはん』心身共に,震えたのは私だけだろうか? 
この続きはおはん番外編で     
 


Last updated: 11/1/2002